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女性の最大の悩みはダイエット?
見た目や外見やファッションから痩せたいと願う女性は多いです。
肥満には様々な危険性があります。
太っていれば、それだけ重りを身に着けているのと同じです。
心臓、肝臓、腎臓、血管や膝などにも負担がかかります。
また、太った女性は乳がんや子宮がんなどにかかりやすいそうです。
それに、生理不順や不妊、難産の原因にもなります。
自殺も多いし、交通事故にあう確率も高いといわれています。
さらには、生命保険会社の調査によると、太っている人ほど早死にするというデーターが出ています。
肥満は体の健康面から考えてもよくないことは、はっきりしています。
どうすればダイエットできるの?
ある大学の教授は「口で食べるな頭で食べよ」と言います。
食べ物は、口から入ってどうなるのでしょうか?
体内では、食べた栄養分のうち、まず糖分から燃えていきます。
次にタンパク質が燃えて、最後に脂肪が燃えていきます。
脂肪は人間の体にとっては非常食ですから、最後に利用されるのです。
脂肪の燃焼で出てくる遊離脂肪酸は「空腹物質」といわれるものです。
これが脳の食欲中枢を強く刺激します。
お腹がすいたと感じるのです。
太っている人の悪循環
太っている人は、体重があるために、糖分がすぐに燃えきってしまいます。
そして主力燃料がタンパク質に移ります。
しかし、タンパク質が燃えすぎると命にかかわりますので、ある程度燃えると、脂肪も燃え始めます。
そうすると、「空腹物質」も出てきて、お腹がすいてたまらなくなるのです。
反対に「お腹いっぱい、もう入りません」という満腹中枢を刺激するのは、糖分なのです。
しかし、糖分が大量に吸収されるのは胃ではなく、十二指腸なのです。
胃から十二指腸へ行くのに約30分かかります。
太った人は、この30分の空腹時間に、必要以上のカロリーをいっぱい取ります。
そして、さらに太るのです。
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解決策は?
第一に、早食い早飯を控え、少量ずつゆっくりとよく噛んで食べること
よく噛んで食べれば、胃の通過時間が早まり空腹感が長く続かないので、無意識の過食を防げます。
第二に、空腹物質が出てくる前に間食をする
デンプンでもタンパク質でもいいので、少量とって、強い空腹感を予防し、過食してしまう要因を出来る限り予防することです。
第三に、食事は腹7分目ないし8分目に抑える
第四に、食事を抜かずに、一日平均して食べる
お相撲さんを見ればわかるように、一回の食事で処理できる糖とタンパク質の量が決まっていますので、余分に摂取されたカロリーはすべて脂肪になり蓄積され、お腹がすくと主に糖とタンパクが燃えて、脂肪ばかりが残ってしまうのです。
第五に、塩分の摂取を出来るだけ控える
塩分を取るとのどが渇き、ジュースなどを飲みたくなります。
このジュースが曲者で、結構なカロリーを含んでいます。
困ったことに、太っている人ほど、ジュース好き、甘いもの好きが多いのです。
太った人が甘いもの好きなのは、血糖値を上昇させることで、食欲中枢を満たし満腹感を得るためであり、それには糖分の摂取が一番早いからです。
第六に、日々良質のたんぱく質をとる
体を維持するのに必要な体のタンパクの喪失を防ぎ、
デンプンと脂肪分は出来るだけ控えましょう。
一般的に運動をしてカロリーを消費すれば痩せられると考えがちですが、
運動すればお腹がすいて、よけいに食べることとなり、
かえって太ってしまうことになりかねませんよ。
さいごに
ことダイエットに関する限りは、食事の内容と食べ方が要になります。
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