王者セブンイレブンの弱点を突く、ウエルシアの快進撃が始まるか?

スポンサードサーチ

今、ドラッグストア業界のウエルシアに注目が集まっている。

郊外型から都市型立地に事業モデルを変革しているのだ。

小売業界の王者セブンイレブンなどのコンビニ業界の弱点を突いて…。

この試みが成功すれば、ドラッグストアの市場規模は拡大し、コンビニに肉薄するかもしれない。

東京都千代田区のオフィス街にあるウエルシアの店舗は、ほとんどコンビニエンスストアの機能を備えている。

違うところは「薬」の看板を掲げていることなのです。

一般の薬だけでなく、病院からの処方箋も受け付けています。

ウエルシアホールディングス

2017度の売り上げは6953億円でドラッグストア業界ではトップです。

ツルハドラッグを抑え2期連続で首位を守っています。

関東を中心に28都府県で1747店舗を展開しています。

ビジネスモデルの大転換

これまでウェルシアは郊外型店舗で比較的広い売り場でした。

しかし、小型店舗を都市部に積極的に出店しはじめました。

これは今後の人口減少に対応するため、人口の多い都市部にシフトしているのです。

都市部で強い小売業は、コンビニです。

王者セブンイレブンが最たるものです。

セブンイレブンの売り上げは4兆6781億円、店舗は2万260店舗です。

それに比べてウエルシアは7分の一売り上げで店舗数は12分の1です。

コンビニの弱点

第一に

コンビニは基本定価販売に近い価格帯です。

価格面においてはドラッグストアのほうが断然安いです。

ナショナルブランドで比較すれば一目瞭然です。

第二に

人員確保です。

コンビニはフランチャイズチェーン加盟店であることが不利な要素になっています。

それぞれの加盟店の経営体力がそれほど強くないことが多いのです。

スポンサードリンク

それゆえに、パート、アルバイトにかける経費や時給に限界があるのです。

ウエルシアは直営店、経営母体がしっかりしており強みを発揮しやすくなります。

都内では24時間営業の深夜帯の時給は1513円のところがあります。

しかし、すぐそばにあるセブンイレブンでは約1200円でした。

また、コンビニより売り場が広く、深夜も4〜5人で運営しています。

これは従業員にしては心強いものです。

近隣の主婦も安心して働ける環境になっています。

安く売れる理由

商品を格安で販売できたり、アルバイトを高い時給で雇えるのには理由があります。

それは医薬品を高い利益率で販売できる強みがあるからです。

薬関連での利益率は約40パーセント弱、化粧品でも33パーセントの粗利率だそうです。

そして売り上げの半分が薬と化粧品です。

これが盤石な収益源となっているのです。

その他の雑貨や食品は「集客商材」と割り切り安く売れるのです。

商品によっては利益度外視で売っても営業基盤は揺るがないのです。

第三は

コンビニの高齢社会に対する対応です。

ウエルシアは約7割の店舗で処方箋調剤機能を備えています。

あわせて栄養士の採用に力を入れています。

高齢者が健康相談できるかかりつけ薬局の役割を担嘔吐しているのです。

これはコンビニが真似できない分野です。

高齢化社会のプラットフォーム

ウエルシアの会長は商売には思想が必要と考えています。

そしてウエルシアは、どうすれば生活の役に立てるかを考えます。

調剤や介護を強化することで高齢社会におけるプラットフォームを目指しているのす。

さいごに

栄枯盛衰

王者セブンイレブンがウエルシアに取って代わられる日が来るのでしょうか。

これからの日本は超高齢者社会となるのは明らかです。

その時代のトレンドに立ち向かい伸びていくのはどちらでしょうか。

セブンイレブンに関しては、収益性のみに偏りつつあるように感じます。

思ってもみなかったウエルシアが高い理想を掲げ時代の波に挑戦する理念には感嘆いたします。

5年経てばどうなっているのか、楽しみですね。

スポンサーリンク