何気ない日常、テレビから健康トレンド情報が流れています。
肥満で糖尿気味の我が身は健康情報には敏感です。 ( ̄+ー ̄)
食生活の改善でよくなるのかなあ〜?
血糖値の推移グラフで、正常な人の食後の血糖値はなだらかに上昇し、なだらかに下降しています。
映像は血糖値が食後に急激に上昇し、急激に下降しています。
これが血糖値スパイクだそうです。
放送内容は?
健康診断では「血糖値は正常」と言われたのに、
知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、
突然死やがん、認知症まで招いてしまう――。
そんな恐ろしい「血糖値の異常」がいま日本人に蔓延しているのです。
最新研究によって明らかになってきたのが“血糖値スパイク”(食後高血糖)です。
その知られざる実態と、超簡単な撃退法を大特集!です。
血糖トレンドで血糖値スパイクがまさに注目されていると言います。
血糖値スパイクってなに?
食事を食べたすぐ後の短時間にだけ、人知れず血糖値が急上昇 ⬆️
やがてまた正常値に戻る。
それが、「血糖値スパイク」
食後時間が経過した状態で行われる通常の健康診断では、見つからないことも多い。
ところが1400万人以上の日本人に「血糖値スパイク」が生じている可能性があるという。
この「血糖値スパイク」、知らずに放置するとどうなるのか?
体内の重要な血管が傷つけら、そして脳梗塞や心筋梗塞などを誘発する。
そして突然死のリスクが高まるらしいのです。
それだけではない!
がんを引き起こしたり、脳にまでダメージを与えて認知症をも招くそうだ。
まさに“万病の種”!
NHKスペシャル“血糖値スパイク”が危ない〜見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策〜- NHK 心筋梗塞,がんのリスク“血糖値スパイク”の予防・対策に迫る https://t.co/McEgqzHGAv
— Katsuya竜党@3/9-10京セラD侍ジャパン (@mori_dragons80) January 21, 2019
糖尿病と血糖値スパイク
血糖値とは血液中のブドウ糖の量を測定した数値です。
糖分は脳や筋肉のエネルギーの中心となる重要な栄養素です。
しかし、血糖値が一定より高い状態が続くと「糖尿病」です。
血糖値スパイクは、糖尿病と診断される前の段階に当たります。
通常は緩やかに上昇するはずの血糖値が食後に急激に上昇します。
グラフにすると、スパイク(=くぎ)のようにとがった線を描くので、
血糖値スパイクと名付けられました。
時間がたつと正常値に戻るため、異変に気付かないまま放置してしまうことが多いのです。
危険な理由
急激な血糖値の上昇は有害物質の活性酸素を発生させます。
それが血管を傷つけるのです。
その傷を修復する働きで血管の内側の壁が厚く硬くなります。
そして、その血栓で血管が狭くなり、詰まりやすくなるのです。
詰まる箇所が心臓に栄養を供給する血管なら心筋梗塞になります。
脳の血管なら脳梗塞を発症することになってしまいます。
高い血糖値ですので、インスリンの分泌は多くなります。
インスリンの過剰分泌は、がんや認知症の誘発にも関係しているのです。
つまり、血糖値スパイクは糖尿病を進行させるだけではありません。
気が付かないうちに全身に病気を招く怖い症状なのです。
調査方法
血糖値スパイクは、食後1~2時間の血糖値を調べないと分かりません。
一方、一般的な健診では空腹時の血糖値を調べます。
そのため、血糖値の急上昇は捉えにくいのです。
特に注意が必要なのが40、50代の男性、そして家族(親、兄弟姉妹、祖父母、おじ・おばなど)
に糖尿病の患者がいる人です。
たとえ痩せていても、血糖値が高い人は油断はできません。
なりやすいタイプは?
血糖値スパイクが起こりやすいタイプは、糖尿病の家族歴がある人、
早食い、炭水化物中心の食事、運動不足、満腹になるまで食べる人などです。
また、食後に急激に眠くなる、イライラする、空腹時に猛烈に高カロリーのものが食べたくなる、などといった自覚症状がある場合は要注意です。
ヤバイ!自覚症状
ここ数年の傾向で、昼食後全身がダルさを覚えます。
午後3時くらいには眠気も強まってきます。
しかし、健康診断では異常はありませんでした。
糖尿病とまでは言えませんが、静かに進行している可能性はあります。
かといって、砂糖水を飲まされて時間ごとに採血されるのは嫌です。
食事療法は?
ベジファースト
野菜や海藻などを食事の最初に食べる「ベジファースト」
小腸に栄養吸収のクッションとなる膜のような状態をつくり、ブドウ糖の吸収を緩やかにしてくれます。
食事スタイルを変えて痩せ体質へ
ベジファースト
ふすまパンなどの糖質オフなら簡単にとりいれられますね内科医 山本祐歌https://t.co/icCgGkEFvv #En女医
— En女医会 (@EnjoyKai) January 19, 2019
規則正しい食事
長い空腹は食後の血糖値の上昇の原因になります。
例えば朝食を抜くと昼食後に血糖値スパイクが起こりやすくなるそうです。
1日3食きちんと規則正しくというのが基本だそうです
30回の咀嚼
よくかんでゆっくり食べると血糖値の急上昇が抑えられ、血糖値スパイクの予防になります。
目安は一口30回。30回かんでいる途中で飲み込んでしまうのは、一口の量が多いのです。
食後筋肉を動かす
血糖値の上昇は筋肉でブドウ糖を消費することで抑えられます。
全身の筋肉のほぼ70%は脚の筋肉なので、短時間で効果的に血糖値を下げたいなら、食後の
適切なタイミングでの階段の上り下りなどがお勧めです。
日本人は、味のないご飯を口の中でおかずと一緒に味付けをしながら食べる「口中調味」という独特の食べ方をします。
これが、食事の一口目から糖質であるご飯を食べることになります。
そして、血糖値が上がりやすく血糖値スパイクを起こしやすくなるのです。
まとめ
血糖値スパイクは糖尿病の手前の症状です。
しかし血管を損傷する危険性があります。
そこから色々な病に発展するリスクがあります。
しかし、日頃の食生活を見直すだけでも重症化を抑えられそうです。
今の自分の症状を教えてくれるキットがあれば便利なんですけどね。
仕方ないですね、健康診断で言われているように、運動と食事で体重を落とすしかないですね。
嗚呼ー今年もまた、健康診断の季節がやってきました。