日本海に望む、山形の霊峰鳥海山、その山頂に鎮座まします大物忌大神さま。
私など関西以西の人には馴染みの薄いお山です。
しかし、その奇異な名前で一度聞くと忘れられません。
鳥海山は出羽富士、鳥海富士と呼ばれる火山なのです。
古来から山岳信仰の対象となり、夏は登山者で賑わいます。
神社は本宮本殿、吹浦口の宮、蕨岡口の宮の三社に分かれています。
鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)は、山形県飽海郡遊佐町にある神社。式内社(名神大社)、出羽国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。 https://t.co/67tSSTomyy #神社 #御朱印 #鳥海山大物忌神社蕨岡口之宮
— 山田ごう@神社巡りJAPAN (@jmj_jp) 2019年1月23日
鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮に初詣。
他に人もおらず荘厳な雰囲気に気が引き締まりました。 pic.twitter.com/3ryNaEueQH
— Kazu (@kaz99_fina) 2019年1月8日
創建由来
創建は景行天皇の頃とか、欽明天皇の頃とか、はっきりしていません。
祭神は大物忌神、稲倉魂命、豊受姫命です。
大物忌神は伝説不詳の神様です。
お会いした人の話だと、ナマハゲそっくりだそうです。 (о´∀`о)/
信じる信じないは、あなた次第ですよ。
霊峰鳥海山
山形と秋田の県境にある標高2,236mの霊峰です。
古代から国家に守護神として崇敬されています。
鳥海山は役行者が開山したと言われています。
役行者が初めて山に登った時に「鳥の海」を見た事に起因すると言われています。
神功皇后伝説
鳥海山の麓の象潟には神功皇后にまつわる伝説がある。
三韓征伐から帰る途中に嵐で象潟に漂着したのだそうです。
そそしてここで応神天皇を出産したと言います。
1689年に松尾芭蕉がこの地を訪れ、この伝説を耳にするが、
奥の細道の中で、「此処に行幸ありし事いまだ聞かず」と疑問に思っています。
出世する神社
鳥海山は火山です。
天皇も一目おく神社のようです。
火山が噴火するたびに社格が上がっているのですね。
冬師から鳥海山#鳥海山#にかほ市 #冬師 #snowscape pic.twitter.com/KyDePazwZ0
— koji_shibata (@cojico238) 2019年2月5日
もしかすると、大出世のご神徳があるかもしれないですね。
まとめ
国道から日本海に向かい、吹浦口の宮に行ったことがあります。
古いお社があり、登山口という道標があったと記憶しています。
ここからあの山に登るのかと、気の遠くなる思いでした。
思っただけです、実際に登っていませんよ。
静寂の中にボツんと一人居ましたね。
興味本位で立ち寄り、功徳など思いもよりませんでした。
修験者は何を求めて鳥海山で修行したのか?
役行者さんは朝廷や国家の平安を祈願したのでしょうね。