食中毒のトレンド、ニラとノビルとスイセンと、自然毒は案外近くにあるのだ注意!

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食中毒の原因の多くは細菌、ウイルス、寄生虫です。

これらは目に見えません。

目に見えるものでも、勘違いで食中毒になることがあります。

植物が成長する、春からのシーズンに多発生しそうです。

それは有毒植物を食べて食中毒になることです。

2019年度は、3月5日現在までの自然毒事故の報告は1件です。

フグが原因のもので、植物に関するものではありません。

今のところ、植物性自然毒での食中毒案件はまだ0なのです。(報告されてないから)

2018年の植物性自然毒での食中毒発生状況は、36件99人が被害にあっています。

それを考えると、2019年はこれから発生する危険性が高いのです。

間違えやすい有毒植物と食用植物

代表的なものはスイセンイヌサフランです。

スイセンとニラを間違えて食べると食中毒になります。

スイセンに含まれているリコリンなどのアルカロイドにより、

おう吐、胃腸炎、下痢、頭痛などを引き起こします。

ギョウジャニンニクとイヌサフランを間違えて食べてしまうと、

おう吐、下痢、呼吸困難などの中毒症状を起こします。

重症の場合には死亡することもあります。

こちらがギョウジャニンニクです。

間違えやすい植物一覧表

植物名 間違えやすい植物 過去10年の死亡例
スイセン ニラ、ノビル、タマネギ   1
バイケイソウ オオバギボウシ、ギョウジャニンニク   0
チョウセンアサガオ ゴボウ、オクラ、モロヘイヤ   0
ジャガイモ ジャガイモの芽や、皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれている   0
クワズイモ サトイモ   0
イヌサフラン ギボウシ、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、タマネギ   6
トリカブト ニリンソウ、モミジガサ   3
コバイケイソウ オオバギボウシ、ギョウジャニンニク   0
ヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ   0
ハシリドコロ フキノトウ、ギボウシ   0
観賞用ヒョウタン ヒョウタン   0
アジサイ 葉や花を料理に使うことがあるので、要注意!   0
ドクゼリ セリ   0
スノーフレーク ニラ   0
テンナンショウ類 トウモロコシ、タラのキの芽   0
ジギタリス コンフリー(現在、食用禁止)   0
その他(ベニバナインゲン、タマスダレなど)   0

トリカブト

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ニリンソウ

食中毒事例

平成30年4月に発生したスイセンの食中毒事例は4件あります。

山梨県で3件、鳥取県で1件でした。

原因はニラと間違えて使用した。

原因食品は、ニラ玉、味噌汁、ニラの油炒め、卵とじです。

全ての事案で、ニラと間違えてスイセンが混入していました。

自生するスイセンの近くでニラを栽培するときは要注意です。

見分けるポイント

スイセンとニラ

においで見分ける。

球根で見分ける。

イヌサフランとギョウジャニンニク

葉の数

におい

球根

バイケイソウとオオバギボウシ

葉脈の形状

葉柄の有無

トリカブト類とニリンソウ

花の色

葉の形

チョウセンアサガオ類の見分け方

根をごぼう、つぼみをオクラ、種をゴマと間違える事故が怒っています。

ジャガイモの見分け方

ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)

皮(特に光が当たって緑色になった部分)

まとめ

テレビの特集番組で野草を食べる企画がありました。

それで、ニラの代用でノビルが食べられる事を知りました。

しかし、スイセンと間違いやすいとは思いませんでした。

スイセンは川原や野原によく咲いています。

ノビルも同じような所にあるのですね。

何と恐ろしいことでしょうか。

一般人がノビルを食べることがあるとすれば、何か災害にあって食べ物がない時くらいです。

いわゆる非常時に食べる可能性があるのです。

そんな時に間違えて食べてしまうと…、考えただけでもゾッとします。

生半可な知識は非常時には害になる、と考えさせられます。

食中毒に関しては常にアンテナを張って注意しておきたいですね。

有毒植物は意外と近くにあります。

出来れば実際に実物を見て、知っておくといいです。

東京であれば、東京都薬用植物園で観察できます。

入園料はタダですので、気軽に行ってみてはどうでしょうか。

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