ベジブロスは野菜の無駄をなくす、野菜スープのフィトケミカルでもっと健康に、もっとエコになれる。

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野菜をスープにすると、食べやすくたくさんの野菜を摂取できます。

スープにすることで、野菜の栄養成分をもれなく体に摂取できます。。

野菜の持つポリフェノール、リコピン、アントシアニンなどのフィトケミカルは、固い細胞壁に守られています。

野菜を生で食べても胃腸で吸収されにくく、大部分が排出されてしまいます。

もったいないですね。

野菜の細胞壁を壊して吸収しやすくすることは出来ます。

コトコト煮込んでスープにすることが最も手軽な方法です。

野菜スープのレシピーを見ていると、野菜の芯とかヘタは取り除くとあります。

しかし、これはもったいないことです。

野菜の種とか皮、ヘタなどは栄養成分の宝庫だからです。

そこで栄養成分を逃さず、料理を美味しくし、野菜ゴミも少なくする方法は?

アンサーはベジブロスです。

ベジブロスってなに?

vegetable(野菜)とbroth(だし汁)でベジタブルブロス、略してベジブロスといいます。

ベジブロスは和製英語なので、欧米人にはベジタブルブロスと言わないと通じません。

そもそもオーガニック野菜を余すことなく活用するために考えられました。

調理の際に出る野菜の切れ端や芯の部分を捨てるのはもったいない。

野菜のクズ達をグツグツ煮込んで取った出汁がベジブロスなのです。

何と言ってもオーガニック野菜は高価です。

元を取ろうと考えたのでしょうかね。(о´∀`о)

気になる残留農薬

オーガニック野菜を使用するのであれば大丈夫ですが、問題は農薬です。

一般的に流通している野菜には農薬が使われています。

これだと残留農薬が気になります。

だからベジブロスに使えないかといえば、そうでもないのです。

残留農薬は水溶性ですので、しっかり洗えば安心です。

流水で洗い、こすり洗い、気になれば重曹で洗う、などの対策が必要です。

それでも気になれば、食材を洗うための専用のパウダーもあります。

ベジクリーンといいホタテの貝殻の洗剤もあります。

素材は?

基本的には出汁取りなので、野菜であれば何でもかまいません。

家庭で出る「野菜のくず」が主な材料になります。

ベジブロスは、複数の野菜を入れることで美味しく仕上がるようです。

基本となる素材は、家庭の献立により異なります。

ニンジンのヘタ、玉ねぎのヘタや皮、椎茸の軸、長ネギの青い部分、セロリの葉や茎、トマトのヘタ、生姜の皮、じゃがいもの皮、などがポピュラーではないでしょうか。

クセのあるものは少量にするとかの工夫は必要です。

漢方薬みたいにならないようにしたほうがいいですね。

ベジブロスの作り方

まず、野菜のくずを貯めていきます。

目あすとなる量は、両手一杯分(200グラムから300グラム)くらいです。

家庭で出てくる野菜クズをビニール袋に入れ、冷凍庫に保管していきます。

保存は冷蔵や常温でも良いのですが、冷凍庫がおすすめです。

理由は、素材の日持ちと、冷凍することで野菜の細胞が破壊され、栄養素が出やすくなるからです。

① 大きめの鍋に水1リットルくらい入れます。

日本酒があれば小さじ1(なくても良いです。)

少しの日本酒は、野菜の臭みを取る効果があります。

② 鍋に材料の野菜クズを入れます。

③ 弱火で20分から30分ほど煮込みます。

野菜の灰汁が出る事もありますが、灰汁の中にも栄養素があるので取らなくて良いです。

④ 濃厚なベジブロスを取るには、再度強火で10分くらい煮込みます。

⑤ ザルで濾し、容器に入れて出来上がりです。

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和洋中どんな料理にも合う万能だしです。

しかし、このままだと冷蔵庫で7日くらいしか保ちません。

製氷皿でキューブ状に固め、ジッパーに入れ、冷凍庫で保存をすれば2〜3ケ月は保ちます。

そして、使い勝手もいいですよ。

フィトケミカルとは?

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説では

野菜や果物に含まれる化学成分の総称のことです。

植物自身が紫外線や害虫から自分を守るためにつくりだしている色素、香り、苦味、あくなどの成分。

フィトはギリシア語で植物の意味であり、ファイトともいう。

フィトケミカルの第一の特徴は、ヒトの体内で発生して生活習慣病や癌(がん)、老化などの原因になる活性酸素を強い抗酸化作用によって取り除き、体の免疫力を高めることで、さまざまな病気を予防できることである。

現在は100種類ほどの成分が確認されているが、それはほんの一部で、実際には1万種類以上あるとされ、盛んに研究が進められている。

タンパク質や脂質などに代表される食物の5大栄養素、第6の栄養素である食物繊維に続く、第7の栄養素とよばれることもある。

ヒトの体に効果がみられる具体的な食べ方や摂取する量などはまだ詳しくわかっていないが、一部の固有成分に偏らないようにしながら通常の食事による野菜や果物の摂取方法に沿うのがよいという解釈が一般的である。

厚生労働省が示している健康増進法の「健康日本21」や、厚生労働省と農林水産省が共同で策定した「食事バランスガイド」といった指針では、野菜を1日350グラム、果物150~200グラムほど摂取することを目標にしており、フィトケミカルやビタミンなどを含んだ複数の野菜や果物を一緒に摂取することを促している。

代表的なフィトケミカルは、

赤いトマトやスイカに含まれるリコピン(抗酸化作用)

(だいだい)色のニンジンやカボチャに含まれるプロビタミンA(癌予防)

黄色のタマネギやレモン、バナナなどのフラボノイド(高血圧予防)

紫色のナスやブルーベリー、ブドウなどのアントシアニン(視力低下の予防)

ダイズのイソフラボン(抗酸化作用)

などである。

出典小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

フィトケミカルは野菜の灰汁などに含まれています。

当然、野菜の出汁であるベジブロスに含まれています。

そのため、ベジブロスは抗酸化作用や免疫力のアップなどの健康の維持、改善に役立つと期待されています。

フィトケミカルは野菜の皮と身のあいだや根の部分、葉の部分などに多く含まれています。

「野菜のくず」を煮出すことにより、フィトケミカルを含んだスープ、ベジブロスになります。

ベジブスの味、色

ベジブロスがおいしくできる野菜

大根の皮や根や葉、ニンジンの皮や根、パプリカのへた、玉ねぎの皮、長ネギの根

生姜の皮、じゃがいもの皮、サツマイモの皮、トマトの皮、きのこ類のいしずき、

トウモロコシの芯やひげ、など

クセのある苦味が出る野菜

セロリの葉、キャベツの芯、ゴーヤの種やワタ、ピーマンのワタ、ブロッコリーの芯、

カリフラワーの芯、トマトの芯、ジャガイモの芽など

色素が強い野菜

茄子の皮やヘタ、玉ねぎの皮、紫キャベツ、紫玉ねぎなどがあります。

野菜の強い色素の中に含まれるアントシアニンやカロテンやリコピンは抗酸化物質です。

これらも同時に摂取できることになりますね。

まとめ

ベジブロスは野菜の有効活用には最適です。

そして野菜ゴミの解消にも一役買っています。

環境に優しいエコなのです。

しかし、取ったスープそのままでは、正直美味しいとは言えません。

スープ単体で使用するのは好みですが、少々手を加える必要があります。

調味料や香辛料で調整するのが良いようです。

カレーやポタージュ、シチューなど煮物の脇役としては最適です。

味にコクが出てグレードアップしたものになります。

体にいい成分満載のベジブロスです。

インスタントラーメンに使っている人もいるそうです。

色々な料理にチョイ足しして、コクのある一段上の美味しさを楽しんでください。

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