日本の名刹、川崎大師。
日本全国の風鈴を集めて毎年7月「川崎大師風鈴市」が開催されます。
年々盛況を呈し、浅草寺のほおずき市と並び、夏の風物詩として親しまれています。
2019年は7月17日(水)から21日(日)までの5日間、境内で盛大に開催されます。
北は北海道の小樽風鈴から南は沖縄ビードロ風鈴まで900種類約3万個の風鈴が勢揃いします。
国内最大規模の風鈴市で、全国の涼感ある音色が耳を楽しませてくれます。
交通状況
川崎大師は人気の観光スポット、渋滞などに巻き込まれないように留意しましょう。
もちろん霊験あらたかな厄除けの名刹です。
特に毎月21日は弘法大師の縁日に当たり、今年は日曜日です。
より多くの参拝客が押し寄せるのは必至ですよ。
駐車場は前もって位置を確認しておくのが良いです。
道が複雑でややこしいです。
私は早朝でもよく迷います。
風鈴市の会場は、大山門をくぐり境内の左手で行われます。
風鈴市のスケジュール
7月17日 (水) 10:00~18:00
7月18日 (木) 10:00~18:00
7月19日 (金) 10:00~18:00
7月20日 (土) 10:00~20:00
7月21日 (日) 10:00~18:00
風鈴市限定『厄除開運だるま風鈴守』
1躰800円 ※無くなり次第終了します。

川崎大師風鈴市限定御朱印
風鈴市開催中、期間限定の御朱印をいただけます。
風鈴市参拝記念の御朱印で、風鈴のスタンプがあります。
護摩祈願
開創890年の歴史を持つ川崎大師です。
古くから「厄除けのお大師さま」として知られる名刹です、パワースポットです。
川崎大師 平間寺(かわさきだいし へいけんじ)では、毎日、護摩祈祷を修行しいます。
厄除け、家内安全、商売繁昌、健康長寿など、皆さまの諸願成就をお祈りしています。
そして、この法力の偉大さは衆知のごとくです。
早朝の6寺からお勤めされています。
そして朝一の護摩祈願が一番功徳がいただけるそうです。
朝一番がいい理由
朝一番の護摩祈願が良いと言われるのは(個人的見解ですよ)
❶ 一番偉いお坊さん(貫首)が護摩木を焚いてくれる
❷ 朝一であるがために、ほとんど住み込みのお坊さんが参加している
❸ 唱えるお経に理趣経が入っている
❹ 早朝だから、清々しいから
以上のような理由で、朝一番の護摩祈祷がおすすめです。
朝の清々しい空気の中で護摩祈祷を受けるので、とても爽やかです。
※理趣経とは
大変有り難いお経みたいです。
かつて、伝教大師最澄が弘法大師空海にこのお経を使わせて欲しいとお願いしました。
弘法大師空海は弟子になるなら許可すると言います。
伝教大師としては、プライドもあるし社会的立場もあるので断念したそうです。
しかし、お弟子さんを送り込んで習得させたみたいです。
弘法大師は意地悪で弟子になれと言った訳ではなく、大変誤解されやすいお経だからです。
伝教大師といえども密教に関しては、知識はあっても体得していなかったようです。
それで弟子になって体得してくださいと言ったのですが、真意は理解されなかったようです。
それほど大切なお経だそうです。
「経文に書かれている字ズラだけではダメですよ、真に真髄を体得していなければ道を違えますよ」というお経ですね。
まとめ
初夏の一日早朝から爽やかな風鈴の音色を楽しみながら川崎大師に心を寄せる!
南無大師遍照金剛
川崎大師さん、風鈴の音と共に厄払いして下さいとお願いすれば…
きっとご利益があるのでしょうね。
先祖供養は金龍山浅草寺が人気だそうです。
ほおずき市もあり、7月は忙しいですね。
川崎大師さん、すいません、ダルマの風鈴が欲しい!