我が家の長男と次男は4歳くらいまで、近くの小児科の医院に日参していました。
アトピー性皮膚炎がメインでしたが、風邪だ、麻疹だ、インフルエンザなどなど。
院長先生や看護婦さんとは、お友達状態だと妻が言ってました。
ですので、子供の病気に関しては安心していました。
しかし、妻は目くじらを立てていました。怖い!
産休明けの事務員さんが早退
事務員さんからの業務メールがありました。
「お昼から退社します。子供が熱を出し発疹が出ているようなので、小児科に連れて行きます。どうも手足口病みたいです。」
事務員さんは産休明けで、数日前から出社しているのです。
赤ちゃんは生後3ヶ月で旦那さんのお母様に子守してもらっています。
赤ちゃんは可愛いでしょうね。
我が家の孫は、この9月に誕生する予定です。
そうすれば手足口病のことも心配しないといけなくなるのでしょうね。
手足口病とは
手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症です。
原因ウイルスは「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」です。
このウィルスは複数の種類があるので何度でもかかる可能性があります。
そして患者のほとんどは小児で、5歳未満の小児が80%を占めますが、
まれに大人にも感染するそうです。
夏の感染症
夏になると子どもを中心に患者数が増える感染症が、「手足口病」「ヘルパンギーナ」
「咽頭結膜熱(プール熱)」です。
6月から8月にかけてピークを迎えるので「子どもの三大夏風邪」と呼ばれたりもします。
手足口病のウイルス潜伏期間は、3〜6日です。
最初に出る症状は口の中の痛みです。
口内には白いポツポツが生じ、これが外見的に判別できる最初の症状となります。
ただし普通の口内炎とは異なり、手のひらや手の甲、足の裏、さらに手足の指の間にも
白い水疱が生じ、最終的には2~3mm程度の水疱性発疹となります。
個人差はありますが、口内の発疹には痛みやかゆみが出やすい傾向にあります。
手足の発疹では、痛みやかゆみを伴わない場合が多いのです。
また、熱が出るというイメージがありますが、実際に発熱するのは3人に1人くらいの割合です。
仮に、熱が出たとしても38度以下の微熱で終わることが多く、
どちらかと言えば病名の通り、手、足、口の水溶性発疹が主な症状と言えます
ですが、口の中にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎はひどいものです。
それで、食事や飲みものを受けつけなくなります。
それで「脱水症状」を起こすこともあります。
多くは自然に治癒します。
まれに髄膜炎、脳炎などの中枢神経系合併症を起こすこともあります。
初期症状を見逃さないことが大切ですね。
ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナは、6月から初夏にかけて流行します。
乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的なウイルス性の感染症です。
主に「コクサッキーウイルスA群」が原因です。
ウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかってしまうこともあります。
ヘルパンギーナの症状の特徴は、突然の高熱と口の中の水疱です。
発熱が38.5度を超えることもあり、高熱は2~4日ほどで治まります。
口の中からのどにかけての水疱は破裂して潰瘍が残ります。
そのため、口の中やのどの奥に痛みを生じます。
痛みのために飲食が困難になり、脱水症状になったり拒食になることもあります。
飲食に関しては、刺激のあるものを避けて、飲み込みやすいような工夫が必要になります。
ほとんどの場合、安静に過ごすことで1週間ほどすると症状は治まります。
まれに重症化して髄膜炎や心筋炎を併発することもあります。
嘔吐・吐き気などの症状が見られるようなら、すぐに専門医に相談しましょう。
咽頭結膜熱(プール熱)
咽頭結膜熱(プール熱)は、「アデノウイルス」が原因です。
プールの水を介してヒトからヒトへ流行が拡大することが多いのです。
一般的にはプール熱と呼ばれています。
年間を通して発生しますが、主に6月末頃から夏季にかけて流行します。
咽頭結膜熱(プール熱)潜伏期間は、2〜14日です。
咽頭炎(のどの痛み)、結膜炎(目の充血)、39℃前後の発熱が数日から1週間続く症状から、「咽頭結膜熱」と呼ばれています。
頭痛をはじめ、食欲不振が3〜7日続くこともあり、眼の症状としては、目が充血し、涙が多くなり、まぶしがることもあります。
発熱やのどの痛み、頭痛など普通の風邪と同じような症状が現れます。
のどの痛みはあるものの、ヘルパンギーナとの決定的な違いは、口の中に水疱がほとんどできないことです。
プール熱特有の症状としては、目の痛み、結膜炎などがあげられます。
そして、この三つの感染症には特効薬はありません。
そして喉の痛みで食べ物が喉を通りにくくなります、喉ごしの良いもので栄養を取らないといけませんね。
祈り (笑)
息子夫婦は転勤で松山にすんでいます。
転勤なので友人知人も少ないでしょう。
いざという時に長男は頼りになるのか、心配です。
お爺がしゃしゃり出るわけにみいきません。
松山でよいママ友が出来るように、また、いい小児科の先生に巡り合いますように、
祈るしかないですね。