セブンイレブンの戦略!青いコーヒーは十円差の価値があるのか?

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コンビニは平成の間に、社会インフラとして、なくてはならない存在となりました。

今、令和を迎え、人手不足や人件費から、24時間営業の是非が問われています。

幾つかの店舗で、実験的に営業時間を短縮するなど改善策を模索しているのが現状です。

セブンイレブンでは朝の6時から夜の11時までの店舗もあります。

人的問題では軽減されますが、商品管理においてロスの増加が予想されています。

現在、コンビニ業界は、ビジネスモデルの岐路に立たされています。

様々なイノベーションを起こしてきた、セブン-イレブンもしかりです。

これから、どの様な新機軸を打ち立てるのか期待するところです。

セブンイレブンでは人気のホットコーヒーに新商品を投下しました。

青いカップの十円差があるキリマンジェロブレンドです。

果たして、投入する価値があったのか?考えさせられる事案です。

コーヒー好きであればもっと価格差があっても購入します。

普通の顧客はワンコインの百円で十分だと考えるでしょう。

セブンイレブンの創業

平成は、「激動の30年」、「失われた20年」などと言われています。

この「平成」を築いてきた経営者に、「小売の神様」「コンビニの父」といわれた、鈴木敏文氏がいます。

「セブン-イレブン・ジャパン」の創業者であり、

「イトーヨーカ堂」、そして、「セブン&アイ・ホールディングス」の代表取締役会長、

及び同社最高経営責任者(CEO)を歴任されたカリスマ経営者です。

2016年、セブン-イレブン・ジャパンの前社長の処遇をめぐる人事案で内紛が勃発しました。

鈴木の案が否決されたことから、突然のCEO退任劇となりました。

彼の流通業界に残した功績は計り知れません。

セブンイレブンの歴史は、日本流通業の“イノベーション”の歴史でもあります。

その歴史は鈴木が築いた時代でもあると言われています。

1973年11月、鈴木敏文氏は、セブン-イレブンを展開する米サウスランド社と提携します。

そして、ヨークセブン(のちの株式会社セブン-イレブン・ジャパン)を設立しました。

当時の日本は、大型の総合スパーマーケットが全盛の時代でした。

それに反して、商店街の小型店が凋落の一途をたどっている時でした。

そのため、日本へのコンビニの導入については、社内から大反対でした。

しかし、鈴木は、小型店の経営が難しくなったのは、大型店の進出が原因ではない。

小型店が市場の変化に対応できなかったことが原因であると考えていました。

未来を起点とした発想

コンビニの仕組みを導入すれば、小型店も大型店との共存共栄が充分可能だと考えます。

これは、鈴木の経営者としての考え方の根幹をなすものです。

「未来を起点とした発想」で考えた、いわゆる「跳ぶ発想」から生まれたものです。

コンビニやスーパー等で当たり前のように売られている、おにぎりやお弁当

流通業としては前例のない「セブン銀行」の設立

プライベートブランド(セブンプレミアム)の商品開発等

すべて周りからの反対を受けた中で行われてきたものです。

しかし、今ではコンビニにとって、なくてはならないヒット商品となっています。

鈴木とセブンイレブンは、その時代に合わせて、幾つもの新しい事業や新しい制度、

新しい商品やサービスを世の中に送り出してきました。

鈴木はこれについて、「新しいものを生み出すといっても、それは何かを創造するというより、世の中にすでにある多くのもののなかから何かを見出し、結びつけてみようという発想である」、と著作「わがセブン秘録」の中で述べています。

セブンイレブンの創業は、アメリカでたまたま見かけたコンビニエンスストアという業態と日本の小売店を結びつけたものです。

また、おにぎりやお弁当も、家庭で作られていたものを、日本型ファーストフードという位置づけで、コンビニと結びつけたものです。

「未来を起点とした発想」の特徴

「未来に何らかの可能性を見出したとき、世の中にあるさまざまなものごとが改めて新しい意味を持つようになり、何と何が結びつくか、あるいは結びつければいいか、気づきが生まれることだ」

と言っています。

こんなものがあったらいい、こうであったら素晴らしいな、と柔軟な頭で、その視点を未来に

置いてきたからこそ、生まれた気づきであり、閃きであったに違いありません。

これが「未来を起点とした発想(跳ぶ発想)」であります。

お客様の立場で考える

それと、「お客様のために」ではなく、「お客様の立場で」考える。

企業の基準ではなく、お客様の基準で考える事です。

例えば、

ある人が、お客様が来られるということを聞いて、飛び切りの自慢の料理を作ったとします。

しかし、来られたお客様は満腹だったため、せっかくのその料理を食べることなく帰ってしまいました。

その人は、「せっかく自分がお客様のために、手間暇かけて美味しい料理を作ったのに……」と不満に思うわけです。

これは満腹のお客様の都合よりも、料理を準備した自分の都合を優先しているということに他なりません。

本来であれば、その人は、料理を準備する前に、そのお客様が空腹なのか、そうではないの

か、お客様は何を必要とされているのかを確認したら良かったのです。

それが、「お客様のために」ではなく、「お客様の立場で」考えるということなのです。

また、流通業や小売業の本質は、「変化対応業」にあると考えています。

最大の競争相手は、お客様のニーズの変化であるとも考えていました。

ニーズの変化を逸早くとらえて対応していくことが、お客様の立場で考えるということです。

こうした鈴木イズムとも言える考え方は、OFC(店舗経営相談員)や全国の店舗オーナーの隅々にまで行き渡っています。

全国どこにいっても、金太郎飴のように、みんなが鈴木と同じ話をしていたといいます。

このようにして、激動の平成30年に、幾つものイノベーションを起こしてきました。

これが、顧客相手の仕事に携わる人に必要な、普遍的法則かも知れません。

「未来を起点とした発想」に基づき、「お客様の立場で」考える。

この概念自体は決して新しいものではないかもしれません。

しかし、それが実行できているか、どうかということが問題なのです。

いつも「未来を起点とした発想」から、「お客様の立場で」考え、

仮説と検証を繰り返し、商品開発を行ってきたそうです。

セブンイレブンの今後については、もちろん、明るい話題ばかりではありません。

トップが変われば経営理念も変わります。

現体制が令和の時代をどう乗り切るのか、興味深いものがあります。

青いコーヒーキリマンジェロブレンド

ホットコーヒーのレギュラーサイズは百円です。

新しくキリマンジェロブレンドが百十円で発売されました。

果たして十円差が有効なのかどうなのか、議論の分かれるところです。

香りがいいからと評価する人がいる反面、同じだと云う人もいます。

お客様目線から考えると選択肢が多い方が良い事です。

しかし、発売する価値があったのかどうか、結論は早晩出るでしょう。

味的にはローストが軽く、香りもよく最後に少し苦味が効いているような気がします。

消費者がこの十円差をどう評価するか?

私的には10回に一度くらいは飲んでも良いかなと思います。

コーヒーが苦い!

セブンイレブンのコーヒー、味のバラツキ問題は存在します。

注文のタイミングや店舗で苦いのとそうでないのがあるのです。

毎日一杯は飲んでいるので、間違いはないはずです。

なぜと店員に聞いた事があります。

答えは、メンテナンスではないかとの話でした。

コーヒーのマシーンは1日に一度はメンテナンスをするそうです。

マシーンにハミルが内蔵されており、粉末が飛び散っているそうです。

メンテナンスが甘いと粉末が残り、徐々に酸化されていきます。

当然残った粉末は新しい粉末に混入していくこともあります。

そこで苦くなるのではないかとの話でした。

メンテナンス直後に買ったコーヒーは苦味もなくマイルドで美味しかったです。

半日経過しても苦味は出なかった気がします。

いつメンテナンスしたかを聞いて注文すると嫌がられるかも知れませんね。

まとめ

コーヒーの味が分かる人には十円差でも価値があると思います。

私のようによく分からない人であれば十円はもったいないですね。

ただ言えることは、メンテナンス直後のコーヒーは美味しい。

苦いコーヒーが好きな人は、メンテ直前に注文することですね。

これは時間と共に苦くなるような気がします。(経験談デス)

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