銅鍋は有害じゃあ無かった、知らなかった!殺菌効果もあるそうだ!

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調理用に使う銅製品は戦前から一般的に広く使われています。

特に銅鍋は「あかなべ」と言われてきました。

銅鍋はステンレス鍋より熱がまんべんなく行き渡るたり、熱伝導に優れています。

そのため、あん煉や煮物などにもってこいです。

また、耐久性に優れ、常に手入れをすることで、美しい光沢を醸し出します。

銅鍋の利点に着目し、採用している企業も多くあります。

しかしながら、銅に対する認識が正確に伝わっていないのです。

間違った認識

その一つが緑青です。

緑青は銅の腐食により出来る錆で、科学的には塩基性炭酸銅と言われる化合物です。

この緑青は、長い間毒物であると誤解されていました。

緑青は20年ほど前までの教科書では、有毒や有害と記入されていました。

じつはこれが誤りで、根拠のないものだったのです。

しかし、今でも危険に思っている人が多いようです。

国立衛生試験所が昭和55年から3年間を費やして実験を行いました。

その結果、昭和59年8月に厚生省は無害であることを認めました。

有害だと思われていたことにも理由があります。

金属精練技術が未発達な時代に作られた銅鍋には、銅の中にヒ素が混入していたようです。

そのために、ヒ素中毒を起こしていたと推察されます。

このような事例から、銅鍋は有害だと思われていたようです。

今は精練技術も発達しているので、ヒ素が混入するような事はありません。

銅鍋の効果

銅の特徴として、ごく微量でも様々な雑菌を退治する、微量金属作用があります。

O-157などの大腸菌やレジオネラ菌といった細菌類に対する抗菌作用があります。

微量の銅イオンが石鹸やアンモニア、または脂肪酸などと化学反応を起こし、場合によっては薄青色になることがあります。

しかしこれは衛生的に見て心配ないものです。

銅は、日常健康を維持するための不可欠なミネラルです。

毎日2~5mgの銅を食べ物から摂取し排出していくのが健康とされています。

体内量は約80~100mgです。

ある程度の過剰摂取は吸収阻止および排出増加でカバーします。

これは、中毒にならないような体の仕組みになっています。

2004年に厚生省は栄養機能食品(ミネラル5種、ビタミン12種)の規格基準を発表しました。

銅はそのうちの一つです。

銅が不足すると鉄分の吸収が妨げられ、貧血を起こしやすくなります。

銅鍋のお手入れ

1.銅鍋を購入後初めて使用するときは、

加工の際についた脂分や匂いを取るために中性洗剤で洗い、一度お湯を煮立ててからご使用ください。

一緒に野菜くずなどと煮込むと鍋肌がよくなじみます。

鍋に水を入れ沸騰させます。

銅鍋を入れて15分間煮沸してください。

重曹を入れるとより良いです。

ラッカー(皮膜)が剥がれにくい時には除光液、シンナーなどで拭き取ってください。

このひと手間で黒く焦げ付きにくくなるのです。

2.銅は過熱すると変色します

変色しますが問題ありません。

卵焼き器の場合は、使用前に内側に油をひいてよく馴染ませてから使ってください。

3.使用後は

速やかに内容物を別容器にとり、傷つけないように洗浄します。

次に、乾いた布で水気を吸い取り乾燥させてください。

塩分は大敵なのです。

そうすれば、長期間の使用に耐え緑青の生成を防げます。

空炊きや強いさんせいやアルカリ性の物の煮炊きは避けてください。

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銅は酸や塩分に弱くそのまま放っておくと変色してしまいます。

調理し終わったら料理を取り出し、中性洗剤とスポンジで汚れを落としてお湯ですすいでください。

タワシなどは傷がつきやすいので控えましょう。

外側は、時々専用クリームや粒子の細かいクレンザーで一定方向に磨きます。

また、塩とレモンで代用も可能。

レモンの切断面に直接塩を塗って、鍋の底を円を描くようにぐるぐると磨いていきます。

必要に応じて塩とレモンを追加してください。その後、洗って乾燥させます。

表面に出サビの一種、緑青が出た場合、こうなっては残念!
スポンジにクリームクレンザーをつけて強めにこすって落としましょう。
金属タワシや粒子の粗いクレンザーは鍋を傷つけて緑青の原因になってしまうのでNG。
お手入れには必ず柔らかいスポンジや布を。

銅鍋を使ったおいしい料理

お勧めは出汁巻きです。たぶん私にはこれしかできないと思います。(笑)

銅鍋がたくさん登場する「レミーのおいしいレストラン」に出てきたラタトゥイユは、

おもてなしにぴったりな野菜たっぷりの南仏料理です。

銅鍋のフライパンでぜひ挑戦してみてくださいね。

ラタトゥイユ(ratatouille)とは

フランス南部プロヴァンス地方、ニースの郷土料理で夏野菜の煮込みの事です。

玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニといった夏野菜をにんにくとオリーブ油で炒め、

トマトを加えて、ローリエ、オレガノ、バジル、タイムなどの香草とワインで煮て作ります。

味つけは塩コショウなどシンプルなものです。

うまみを出すためにベーコンなどの肉類を入れたり、セロリ、唐辛子を用いる工夫がある。

そのまま食べるか、パンと共に食べる事が多いですが、パスタソースにすることもあります。

フランス語で「トゥイエ(touiller)」は「混ぜる」という意味があります。

名前のとおりかき混ぜながら炒め煮にしていくのがラタトゥイユですね。

まとめ

昔は銅の精製の精度がよくなかった為に不純物が残っていたんですね。

その中にヒ素があり、これのせいで銅鍋は有害だと思われていたのでしょう。

しかし、この誤解はなかなか是正できないでしょうね。

1192つくろう鎌倉幕府で憶えているのに、今更違うと言われても困りますね。

銅鍋は毒と憶えているのを、そうじゃないと言われても困りますよね。

食中毒を考えた時に銅製の寸胴鍋はいいですね。

特に大量のカレーを作る時にウェルシュ菌なんかを抑制してくれると良いですね。

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