出雲大社
11月の初頭に2か月ぶりで出雲に行く機会に恵まれました。
高松の友人の車に便乗し随行します。
毎月出雲大社に参拝する会の一員である彼は、毎月参拝しているそうです。
毎月となると、なかなかメンバーが集まらず、時たまお声がかかります。
現地に着くと約60名のメンバーが全国から集合していました。
昇殿に揚がり神職のお祓いを受けるのです。
霊能者なら、こんな時に神様が見えるのだろうかと、漠然と大国主命ってどんな神様って思ってみます。
国土開発の神で奥さんをたくさん持って、二人の息子神に恵まれて、国土を平定したかと思えば、天照大御神様がこの国は私が治める国だから返せと言われ、立派な神殿を建ててくれたら返しますよと言い、青芝草の上で海に沈んだ神様
日御碕
島根半島の西端に位置し、海岸線は浜あり灘あり、入り江や岬ありと変化に富み、
大小の島が数多く散在している日御碕は、出雲大社から車で40分くらいの所にある観光地のひとつです。
ここの日御碕(ひのみさき)沖で、地元のダイバーが「海底遺跡」を発見しました。
海中に、岩を削ったように見える「祭壇」「階段」「参道」、玉砂利が敷き詰められたトンネル、岩がウミガメの形に並ぶ「亀石」などの不思議なスポットです。
「海底遺跡」には人工的に削ったような跡もあり、まるで人間が作った遺跡が水没したかのようないでたちです。
現在、「経島(ふみしま)」で行なわれている日御碕神社の「夕日の神事」は、かつては経島沖の「タイワ」という瀬で行なわれていたという言い伝えがあり、その神殿の跡ではないかと、期待が寄せられています。
太古のロマン
現在の出雲大社本殿は、高さ24メートルの巨大な木造建築物です。
太古からの言い伝えでは、高さ96メートルもの高さがあったとされ、その後一時。高さ48メートルになったとされている。
2000年〜2001年にかけて、出雲大社で、本殿付近の地中の発掘調査が行われました。
この調査の結果、出雲大社の地下から「巨大な柱」が発見されます。
そして、この「巨大な柱」を調査したところ、1248年頃の出雲大社の本殿を支えていた柱であることが判ったのです。
この巨大な柱の発見によって「48メートルの巨大神殿は存在した」という、結論に行き着きました。
しかし、高さ96メートルの神殿は造れないだろうと推定されています。
もし、高さが96メートルの神殿が存在していたのであれば、古代の人々の叡智に感嘆するばかりです。
出雲大社にして、このような大いなるロマンがあるのですから、日御碕沖の海底神殿においても、調査が進めば、アッと驚くような真実が飛び出してくる可能性があります。
今後の調査が待たれるところです。
「花房」のウニ丼
日御碕のお食事処に「花房」があります。
ウニ丼が美味しいと聞いていましたので、食事に立ち寄りました。
前回は、出雲大社近くの「荒木屋」でしたので、今回は「花房」にしました。
ウニ丼の値段は2,160円と高価です。
店構えは、そんな高級品を食べるところではありません。
普通の定食屋という雰囲気です。
出てきたウニ丼を見て、もう笑うしかありません。
美味しかったです。
他にもイクラ丼、海鮮丼、イカ丼などがあり、全て食べたかったです。
日御碕の海を見ながら、この海で育ったウニを食する。
最高に贅沢な休日を過ごさせていただきました。