オリーブの収穫
オリーブのみの収穫は10月中旬から始めます。
用途によって早く収穫したり、じっくり完熟させて収穫したりいろいろです。
今年の場合は天候の影響で収穫時期が遅れ気味らしいです。
オリーブの実は熟してくると黒く変色します。
オリーブオイルの風味は、実の熟成度合いによって変わります。
緑のフレッシュな実は、青々しい風味で味も苦みがかっています。
熟成した実は、まったりとした落ち着いた味です。
オリーブの実を食べる
オリーブの実は生だと渋くて食べられません。
そこで渋抜きをします。
渋を抜いたものを塩水とともに袋詰めします。
これが「オリーブの新漬け」です。
11月になると「オリーブの新漬け」という漬物が出まわります。
塩分は低いのであまり日持ちがしません。
昔は家庭でも多く作られていました。
年末にテレビを見ながらつまむのです。
いいお酒の肴になります。
きのこオリーブごはん
簡単にできるオリーブごはんを紹介します。
材料は米2合、ローリエ2枚、玉ねぎ1/2個、しめじ1パック、オリーブの新漬け12粒位、アンチョビ4枚、オリーブオイル大さじ1杯と半分、スープの素大さじ半分、こしょう少々
①炊飯器に米、水、ローリエを入れ30分以上浸水させる。
②玉ねぎを粗みじん切理にし、しめじは3㎝にきり、オリーブの実は汁気を切り、アンチョビはみじん切にする。
③①の炊飯器にオリーブオイル大さじ1杯と半分、スープの素大さじ半分、こしょう少々と②の材料を加える。
④炊飯器のスイッチを入れる。
これで、小豆島産のオリーブ果実のオリーブごはんが出来上がります。
しかし、オリーブの新漬けは種を抜いていません。
ここは注意しておいてください。
スペイン産のオリーブの実
今小豆島の食品メーカーがオリーブめしの素を企画しています。
春先からの販売らしいです。
これであれば、オリーブの種は抜いています。
産地はスペイン産となります。
本当は小豆島産で作りたいそうですが、原料が手当てできないそうです。
2合用めしの素で売価2,000円であれば、出来るらしいです。
だれも買いませんよね。
それで仕方なくスペイン産にしたそうです。
売価は400円くらいとの話です。
まとめ
食品会社さんが作ったものが出まわるのは4月以降になります。
やはり、オリーブの新漬けを買って、自分で調理してください。
やばいです、オリーブの新漬け売り切れの店も出てきています。