月にウサギ
月の影の模様が兎に見えることから、「月には兎がいる」と言われます。
伝承は日本をはじめ中国などアジア各地で古くからいわれています。
また、兎の横に見える影は臼であるともされる。
この臼については、中国では不老不死の薬の材料を手杵で打って粉にしているとされ、日本では餅をついている姿とされています。
『今昔物語集』では
猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢いました。
3匹は老人を助けようと知恵を絞ります。
猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、老人に食料としてもらいます。
しかし兎だけは、何も採ってくることができなかったのです。
自分の非力さを嘆いた兎は、猿と狐に頼んで火を焚いてもらいます。
兎が老人を助けたいと考えたことは、自らの身を食料として捧げる事だったのです。
火の中に飛び込む兎の姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現します。
そして、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせました。
地球の衛星として私たちに最も馴染みがあるのがお月様です。
太陽を陽とすれば月は陰です。
影響力は太陽に匹敵するほど大きいものです。
月ヘンの漢字には「腰」「肝」「臓」など健康に関するものが多くあります。
これは漢字を創作した古代の人々が、月の波動が健康に大きく作用することを知っていたからでしょう。
月の真実
太陽は三重構造になっているのと同様に、月も三重構造なのです。
そして、「ツキテルヒコノオオカミ」様という神様がいるのです。
いるらしいです。
会ったことは無いですが、そう言われてます。
月のご利益
健康運もさることながら、文学、ロマン、恋と言った分野にパワーを発揮します。
月はツキを呼び込める星なので、金儲けや恋人探し、家探しや勝負ごとにまで、直接ご利益をもたらしてくれる。
月の霊波動によって文章も上手になるようです。
女性の生理不順にもパワーを発揮してくれる。
失恋の傷心も癒してくれる。
まとめ
現実的には月には兎がいる筈もない。
しかし、月の神様がいるのであれば、夢の中で兎に化身して出て来るかもしれないですね。