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ツク人とツカない人の差は?
何をやっても、うまくいく人といかない人がいます。
後もう一歩のところで、トラブルが発生しダメになる。
こんな経験をした人は、少なくは無いでしょう。
失敗を多く経験した人ほど、何故なのかと強く思うものです。
何をやってもうまくいく人と、そうでない人の間には、目に見えない大きなギャップがあるのに気が付いていますか?
ギャップというのは、運を確実に呼び寄せる〝原則〟を身に着けているか、否かの差なのです。
ツイている人を注意深く見ていると、ツクべくしてツイていることに気が付くはずです。
幸福に恵まれている人は
基本的に根が明るい。
何でも自分のプラスになるように考えるのが得意である。
失敗しても、文字どうり〝失敗は成功の母〟と考える。
つまり、どんなことでも、自分が人間として大きく成長するための跳躍台にしてしまう。
こうすると、失敗が失敗でなくなり、すべてが成功の糧となるのです。
実際に成功者は、このパターンの中で生活しています。
人間だから、失敗したりツキに見放されてしまった時もあります。
優うつになることもあるでしょう。
しかし、決して言葉や態度に表してはいけません。
えてして、失敗のあとに大成功が予定されていることが多いのです。
「必ず大丈夫。成功する。私にはそうゆう強烈な運勢がついている。」
口に出していってみると良いでしょう。
そうすると、自分自身の言葉に励まされ、不思議と元気になっていきます。
幸福や幸運は引っ張りよせるのがコツ
人生を前向きに明るく生きようとすることは、次の効果があります。
①表情が明るくなり、多くの人から好意を持たれる。
②言葉や行動に積極性があらわれ、なんでも進んで成し遂げようという気持ちになる。
③友人が増えるので、金運、対人運が向上する。
④多くの人の援助を受けることが出来るので、成功率が高くなる。
⑤人生が最高におもしろくなる。
というわけで、パッピーな気分にひたることになります。
そして、これが幸運なのです。
成功の道(松下幸之助氏の場合)
彼は自分が出世できた大きな理由を3つあげます。
①貧困
②学歴がないこと
③体が弱かったこと
どういうことかと言えば。
貧困ゆえに少しでも便利で豊かな生活を送りたいと願い、
学歴がないゆえに、既成概念にとらわれず、人一倍勉強して経営を学びました。
体が弱いゆえに、全部の仕事を自分でこなせないので、いち早く事業部制を取り入れ、さらに多くの子会社を設立し、製造、販売を効率化しました。
松下幸之助氏は、大きなハンディーキャップを自分の〝エネルギー源〟として最高峰を極めました。
大切なのは、なんでも前向きに考え、運命や運勢に対して背を向けてしまわないことです。
長い人生には、失敗も成功もあります。
チャンス到来と見たら、猛烈に運勢にアタックしてみることが重要です。
必ずそうなる(長嶋茂雄氏の場合)
元巨人軍のスーパースター、長島茂雄氏のエピソードーは枚挙にいとまがありません。
特に有名なのが、昭和34年の初の天覧試合です。
長島選手は観衆の度肝を抜く、逆転サヨナラホームランをかっ飛ばしたのです。
長島選手はここ一番というときになると、信じられないパワーを発揮するのです。
長島氏の秘密
彼は大事な試合の前日、寝床に入ると、明日の試合をイメージします。
そして、必ず大事な場面でホームランを打ち、みんなの歓迎を受けるシーンを予想します。
さらに、その夜に家に帰ってから、奥さんや子供に祝福され就寝につく自分をも予想します。
ちょうど、丸一日分の行動を想像し、「必ずそうなる」と念じて、眠りについたそうです。
スポーツばかりではなく、ビジネスにおいてもメンタルな要素が勝敗を決することが多いのです。
ここ一番というときに、成功しているイメージを、すでに持っているので、慌てることなく、リラックスして、集中できます。
パワーは120パーセント以上発揮できるのです。
まとめ
大切なのは、そういった日頃の心構えです。
心構え次第で、どれくらい強運を引き寄せられるかが決まるのです。
自力で自らの潜在能力を発揮するのです。
念を一心に込めれば、体に内在している霊的パワーが引き出され、驚くべき結果を得ることが出来ます。
無限の力を秘めた潜在意識を、阿頼耶識(あらやしき)パワーといいます。
かつて、日蓮さんや親鸞さんをはじめとする、名を成した人々は皆、この巌のような信念を持っていたのです。
「一念、運勢をも変える」なのです。