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秋田の乳頭温泉郷にある7つの温泉の秘密とは?

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テレビを見ていると秋田県の温泉紹介がありチョイと調べてみました。

そしたら何と魅力的な名称の「乳頭温泉郷」という温泉がありました。

十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七湯が「乳頭温泉郷」です。

 

ブナの原生林に囲まれた七湯は独自に源泉を持ち、その泉質は多種多様です。

そして源泉が違うということは、温泉の効能が違うということです。

 

鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村の7つの温泉があります。

そして、湯めぐりバスが各々の温泉を巡回しています。

七湯めぐりの温泉浴は万病に効くと言われておりますよ。

 

ちなみに、公然の秘密なのですが、乳頭山と烏帽子岳は同じ山です。

岩手サイドでは烏帽子岳といい、秋田サイドでは乳頭山といいます。

鶴の湯温泉

開湯時は田沢の湯と呼ばれていたようです。

漁師が鶴が温泉で傷を癒しているのを見て、鶴の湯になったそうです。

「鶴の湯温泉」は、江戸時代から続く歴史のある老舗温泉宿です。

「本陣」と呼ばれる茅葺き屋根の建物が当時の趣のまま残っております。

同じ敷地から効能・泉質の異なる4つの温泉が湧く珍しい温泉です。

 

温泉は「黒湯」「白湯」「中の湯」「滝の湯」と分けられています。

お肌がつるつるになる美人の湯は「白湯」で、少し青みがかった乳白色です。

 

露天風呂と同じ源泉の「白湯」は、別名「冷えの湯」とも呼ばれています。

「黒湯」は湯冷めしにくく「子宝の湯」と呼ばれ、お湯の色は乳白色です。

天候によっては黒っぽい色になり、少しサラサラとした肌触りの温泉です。

 

「中の湯」は露天風呂の横にある真っ白なにごり湯で、湯温が少し高めです。

「滝の湯」は打たせ湯で、泉質は、含硫黄ナトリウム塩化物・炭酸水素泉です。

 

ご婦人方は、不要な角質や、毛穴の汚れを取り除く効果を期待できますね。

また、名物である山の芋鍋が人気ですね。

妙乃湯温泉

妙乃湯温泉は戦後まもない昭和27年開業しました。

山道を歩いて、森の中から温泉が湧き出るのを見つけた、これが妙乃湯温泉旅館の始まりです。

当時は車道がなく町から徒歩で半日かかる道のりで経営は厳しかったそうです。

昭和40年代初めに、露天風呂用の温泉を開発し新たな源泉から温泉が引かれました。

創業・開湯から約70年の歳月が流れましたが、単純泉(銀の湯)とマグネシウム・カルシウム硫酸塩泉(金の湯)2つの自然湧出温泉は湯舟に今も変わらず注がれています。

銀の湯

単純泉で無色透明、とろんとした柔らかい温泉で身体を温める効果が高いのが特徴。
湯冷めしにくいことから、体温の上昇により免疫力アップが期待できますね。
小さなお子様や皮膚の弱い方、強い温泉が苦手な方にお勧めです。

金の湯

マグネシウム・カルシウム硫酸塩泉で天候や酸化による色の変化がありますが、基本的に濁り湯です。
酸性の温泉でさっぱりした肌触りで、鉄分や硫黄が若干含まれています。
慢性皮膚病や、動脈硬化、切り傷、やけどなどに効果があると言われています。

黒湯温泉

黒湯温泉は、先達川上流で乳頭温泉郷の最奥に位置しています。

その発見は延宝2年(1674年)頃とされています。

 

源泉地が宿の横にあり、ブナの林に囲まれ温泉が噴出す様子を見ることができます。

黒湯の泉質は単純硫黄温泉になっています。

浴用適応症は高血圧症・動脈硬化症・末梢循環障害・リウマチ・糖尿病・創傷・しもやけ・不妊症 等

蟹場温泉

付近の沢に蟹が多く住むところから「蟹場温泉」と名づけられた。
宿舎から50mほど離れた原生林の中に露天風呂があります。

乳頭温泉郷では珍しい無色透明のお湯は肌触りがやさしい美肌の湯です

大自然に包まれ、100%源泉かけ流しの温泉で24時間入浴できます。。

泉質は重曹炭酸水素泉で効能は糖尿病や皮膚病に良いといわれてます。

孫六温泉

湯治場の風情を残している温泉で、「山の薬湯」と呼ばれています。
浴舎は川に下りたところで、大きな女性専用露天風呂があります。

川沿いの湯小屋はふたつ、泉質の異なる源泉は明治39年に開業しました。
万病によく効くことから「山の薬湯」といわれています。
男女別の内湯「唐子の湯」、混浴の「石の湯」の他、露天風呂も混浴ですが、女性専用のものもございます。
泉質がそれぞれ異なり、4つもあるので温泉通の方にもご満足頂けることでしょう。

大釜温泉

木造校舎を移築したユニークな宿。
それだけに建物内部もノスタルジックな雰囲気が漂う。

昭和52年(1977年)、現在の場所にあった温泉旅館が焼失。ちょうど校舎の建て替えのため取り壊されることになった秋田県由利本荘市の子吉小学校を建築資材として譲り受け、再建いたしました。
こうして生まれ変わった温泉旅館は、木造校舎のイメージを大切に守り続け、どこか懐かしくゆったりとした空気が流れています。

泉質は酸性含ヒ素ナトリウム塩化物硫酸塩泉です。

効能適応症は真菌症(水虫)、慢性膿皮症、リウマチ性疾患、神経痛、筋肉痛、関節痛、

五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、冷え性、疲労回復、

慢性皮膚病、動脈硬化症

休暇村乳頭温泉郷

美しいブナ林に囲まれた静かな宿で、乳頭温泉郷の中では最も近代的な施設です。

乳頭温泉と田沢湖高原の湯、2つの天然温泉の内湯と露天風呂があります。

ブナの木に囲まれる露天風呂は森林浴気分のリラックス感が味わえます。

まとめ

乳頭温泉郷が発表している温泉効能を示しておきます。⏬

乳頭温泉郷の泉質と効能

盛岡から車で約80分で、近くに田沢湖もあり観光スポットとしては最高です。

個人的には夏よりも冬に訪れたいところですね。

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