こんにちは!今日は、神秘に満ちた場所、山々に囲まれた三峯神社に焦点を当てます。この神社は埼玉県にあり、特に「眷属拝借」や「白い気の御守り」などというユニークな神社としてで知られています。さて、この不思議な神威を現すというパワースポット三峰神社の魅力について掘り下げていきましょう。
三峯神社の歴史と由来
三峯神社は、日本の歴史を深く反映している場所です。その起源は非常に古く、伝説によると、神社は約1900年前に建立されたとされています。この神社は、山岳信仰と自然崇拝の精神に根ざしており、古来より多くの信者にとって重要な聖地とされてきました。
三峯神社の由緒は古く、当山大縁起によると日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝わります。
景行天皇の命により東国平定に遣わされた尊は、甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中三峯山に登り、山川が清く美しい様子をご覧になり、国をお生みになられた二神をおしのびになって仮宮を建てお祀りし、この国が永遠に平和であることを祈られました。この時、尊を道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神様の使いとして一緒にお祀りされています。
その後、景行天皇は日本武尊が平定した東国を巡幸された折に三峯山に登られ、三山高く美しく連らなることから「三峯の宮」の称号をたまわりました。
文武天皇の時、修験の祖役小角(おづぬ)が伊豆から三峯山に往来して修行したと伝えられています。この頃から当山に修験道が始まったものと思われます。
淳和天皇の時には、勅命により弘法大師が十一面観音の像を刻み、社殿の脇に本堂を建て本地堂としました。
※三峰神社ホームページからの抜粋
三峯神社は、強力な霊力を持つ場所としても知られています。訪れる人々は、その神秘的なエネルギーに触れることができると言われています。
眷属拝借とは?
三峯神社で行われる「眷属拝借」とは、参拝者が神社の神々の力を一時的に借りるという独特の儀式です。この儀式を通じて、人々は心の平安を求めたり、願い事をかなえようとします。なんともロマンチックでワクワクする伝統ですよね!
御眷属拝借
三峯神社の神様のお使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)はオオカミです。日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められたと伝えられています。
またオオカミとは、三峯山の不思議な霊気を言うと古書にも見え、大口真神(親しみを込めてお犬様、ご神犬、御眷属様とも呼ばれる)は、あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを除くと言われます。
古くからこの御眷属様を御神札として1年間拝借し、地域の、或いは一家のご守護を祈る事が行われています。これを御眷属拝借と呼び、火難盗難除、諸難除の霊験あらたかです。
御眷属を拝借されて一家の無事息災をお祈りください。
御眷属拝借料(1ヶ年守護・要返納)
※三峰神社ホームページからの抜粋
三峯神社の眷属拝借のご祈祷では(1ヶ年守護・要返納)となっております。これを気にした友人が、一年過ぎていたのをお詫びしたら、神職は「気になさらずにお詣りしてください」とのことでした。今思うと、私もあの時に眷属拝借しておけばよかったと悔しく思っています。遠方なので次回1年後というのはかなり厳しいと思っておりました。
『白』い『氣の御守』
毎月一日に頒布していた『白』い『氣の御守』でしたが、周辺道路が大渋滞となり、近隣住民の皆様をはじめ周辺道路を利用する皆様に御迷惑をお掛け致した事により当分の間中止しています。平成30年6月1日(金)から確実な解決策が整うまでの間、やむを得ず『白』い『氣の御守』の頒布は休止です。
三峯神社までの山道は、一本道なので再開してもまた渋滞になってしまいます。ですので、渋滞しない具体的な解決策がない限り、白いお守りの再開は非常に難です。ただ中止ではなく、あくまで休止なのでいずれ再開することもあるかもしれません。再開する日まで、気長に待ちましょう。
神社ホームページには下記のような文言がありましたが、現在どうなのかはわかりません。三峯神社興雲閣への宿泊を朔日、晦日に考えているのであれば、問い合わせてもいいのかなと思いますが、迷惑でしょうね、控えましょう。
平成30年5月15日現在、平成30年5月31日から平成32年12月31日までの間で、毎月朔日・晦日に三峯神社興雲閣への宿泊予約が確定している方には『白』い『氣守』を頒布いたします。
三峯神社へのアクセス
三峯神社への旅は、ちょっとした冒険です!東京から電車とバスを乗り継ぎ、神秘的な自然の中を旅することになります。では、一緒にアクセス方法をチェックしてみましょう。
神社への行き方:交通アクセスガイド
JR八高線で東飯能駅へ、東飯能駅から西武鉄道に乗り換え西武秩父駅へ。 三峯神社行き急行バスか御花畑で秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口駅より西武観光バスで三峯神社へ。
西武特急ラビュー(Laview):東京→池袋と移動し、池袋から途中の停車駅は、「所沢」→「入間市」→「飯能」→「横瀬」→「西武秩父」で、およそ80分の乗車時間です。
西武秩父駅を出ると目の前にバスのロータリーがあります。三峯神社へ向かうバスは、駅を出て一番左側です。ここから終点「三峯神社」まで乗車。時間はおよそ75分です。
三峯神社への訪問は、自然豊かな山間を通るので、快適な服装と歩きやすい靴をお勧めします。また、神社への道中は、美しい景色に出会えることも多いので、カメラを忘れずに!
基本情報
開門時間:三峯神社は一年中開いていますが、季節によって開門時間が異なるので事前に確認してください。
参拝マナー:神社では、静かな振る舞いと礼儀正しい態度が求められます。参拝の作法に従い、神聖な場所への敬意を示しましょう。
三峯神社への旅は、日本の伝統と自然の美しさを体験できる素晴らしい機会です。次は、眷属拝借の具体的な体験方法について詳しく見ていきましょう!
眷属拝借の体験方法
三峯神社の一番の魅力といえば、やっぱり「眷属拝借」ですよね。このユニークな体験を最大限に楽しむために、どう進めるか、何を注意すべきかを見ていきましょう。
ご祈祷、眷属拝借の手順
参拝の準備:まず、心を落ち着かせて敬虔な気持ちで神社に向かいましょう。心静かに神社の境内に入ります。
神社での作法:神社に入る前に、手水舎で手と口を清めて心身を清浄にします。これは、神聖な場所に入るための重要な準備です。
神社受付にて:眷属拝借などの申し込みをします。この時に気になることを相談すれば良きアドバイスが頂けます。申し込みが終われば待合室で心静かに待機します。準備が整えば神職が誘導してくれます。また、待合室には記念品やお土産物も販売しており気になりますが、それらはご祈祷が終わってから、ゆっくりと楽しんでください。ここでは神様に全集中ですよ。
祈願の方法:本殿にて、神職の指示に従い眷属拝借などの祈願を行います。静かに願いを心に思い浮かべながら、二礼二拍手一礼の作法で祈りましょう。ちなみに、本殿での席順は早い者勝ちになりますので、正面ど真ん中が空いていれば遠慮しないで座るといいでしょう。神様事は遠慮しちゃダメと友人は言っていました。
注意点
敬意を払う:神社では、周りの参拝者に配慮し、静かに行動することが大切です。
時間の確認:眷属拝借は、神社の開門時間内に行う必要があります。時間を事前に確認しておきましょう。
個人の体験を尊重:眷属拝借は非常に個人的な体験です。他の参拝者の体験に干渉せず、自分自身の体験に集中しましょう。
江戸時代中期から全国的に広まった眷属拝借は、多くの人が三峰神社の功徳を受けられる神様からのプレゼントであり、実際に多くの人が御守護を感じています。そうでなければ多くの参拝者が来るわけがありません。この神秘的な体験は、三峯神社訪問のハイライトと言えるでしょう。次に、三峯神社周辺の観光スポットについてご紹介します!
三峯神社周辺の観光スポット
三峯神社の魅力は、神社自体だけではありません。周辺には、自然の美しさや文化的な見どころがたくさんあるんです。では、おすすめのスポットをいくつか見ていきましょう!
自然と歴史を感じる周辺散策
秩父地方の自然探索:三峯神社周辺は、美しい自然に囲まれています。ハイキングや散策に最適なトレイルが多数あり、四季折々の景色を楽しむことができます。
秩父夜祭:もし冬に訪れるなら、秩父夜祭は見逃せません。この地域で最も有名な祭りの一つで、壮大な山車や伝統的な音楽が楽しめます。
地元グルメの体験:秩父地方は、郷土料理や地元のスイーツも有名です。特に、そばやみそポテト、秩父銘菓などは試してみる価値あり!
神社からの眺望
絶景ポイント:三峯神社からの眺めも素晴らしいです。特に、晴れた日には遠くの山々まで見渡せることも。自然の美しさに心が洗われるような体験をしてみてください。
春は桜が絶景です、標高差がありますので開花は4月後半くらいになるでしょう。ゴールデンウィークあたりに満開になれば最高ですね。ただ花粉症の季節でもありますので、その点にはご留意くださいね。
三峯神社周辺は、自然や文化を感じることができる素晴らしい場所です。神社の訪問を計画する際は、周辺のスポットもぜひチェックしてみてくださいね。