鹿島神宮は最強パワースポット、「七不思議」要石、御手洗池などの魅力

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鹿島神宮は武甕槌大神(タケイカズチノオオカミ)様をご祭神とする関東屈指のパワースポットです。日本の国の発祥に深く関与して神様で、武勇随一と云われています。その神様がおわす鹿島神宮には七不思議と言われる事柄があり、その一つが要石であり御手洗池なのです。そんな鹿島神宮の魅力をお伝えできればと思います。

鹿島神宮の歴史と伝説について

鹿島神宮の起源と歴史

鹿島神宮は、日本最古の神社の一つとして知られ、その起源は神武天皇時代にまでさかのぼります。この神社は、日本神話の中でも重要な役割を担う武甕槌大神(タケミカヅチ)を主祭神としています。この神は、大国主神(オオクニヌシ)から国譲りを受けた際に活躍したことで知られており、日本の建国神話において中心的な存在です​​。

神話における武甕槌大神

武甕槌大神は、雷と剣の神としても知られており、強力な武神としての側面を持っています。特に、大国主神との国譲りの際に見せた勇猛さと力強さは、鹿島神宮の祭神としての特徴を強く反映しています。この神話は、鹿島神宮が持つ歴史的重要性と精神性の源泉となっています。

国譲りを簡単にお話すれば、天照大御神が、「大国主神が治めている地上は、私が治めるところだから、国を私の孫に譲りなさい」と言ったことが発端で始まります。いろいろと使者を使わすのですがうまくいきません。そこで切り札として送られたのが武甕槌大神なのです。天上界随一の武の神なのです。そして大国主神の二人の息子を強制的に説得し、地上を天孫が支配するところとしたのです。対戦に負けた建御名方神(たけみなかたのかみ)は諏訪大社のご祭神となっております。

鹿島神宮の伝説と信仰

鹿島神宮には、数多くの伝説が残されています。その中でも特に有名なのが、神宮にある「鹿島要石」の伝説です。この要石は、地下深くに存在する巨大な魚(大鯰)の頭を抑える役割を持っているとされ、地震を防ぐ力があると信じられています。この伝説は、鹿島神宮の神秘的な側面を象徴しており、訪れる人々に深い印象を与えています。

鹿島神宮と武道の関連

鹿島神宮は、日本の武道に深い影響を与えた場所としても知られています。神社の主祭神である武甕槌大神は、武勇に優れた神として崇拝され、多くの武士や武道家に影響を与えました。この神社は、武道の精神性と技術の向上の場として、長い間尊重されてきました。

塚原卜伝と鹿島神宮

塚原卜伝は、江戸時代初期の剣術家で、新陰流剣術の開祖とされています。伝説によると、卜伝は鹿島神宮で修行を積み、神から直接剣術を授かったとされています。この話は、卜伝が鹿島神宮において剣の神から剣法の啓示を受けたことを示しており、日本剣術史における重要なエピソードの一つです。

鹿島神宮の剣術と影響

鹿島神宮は、塚原卜伝だけでなく、多くの剣術家や武士に影響を与えました。神宮内で行われる剣の舞や武道の儀式は、日本の武道精神の核心をなすもので、これらの儀式は今もなお伝統として受け継がれています。鹿島神宮と剣術の深い結びつきは、日本の武道文化において特別な位置を占めています。

鹿島神宮と塚原卜伝の遺産

塚原卜伝と鹿島神宮の関連は、日本の武道、特に剣術の歴史において重要な位置を占めています。卜伝の伝説は、剣術だけでなく、日本の武道全般に影響を与え、精神性と技術の追求を促しました。鹿島神宮は、その強力な精神性と歴史的背景により、武道家たちにとって永遠の聖地とされています。

鹿島神宮の歴史と伝説は、日本の神話、歴史、文化を深く理解する上で非常に重要なものです。この神聖な場所は、訪れる人々にとって精神的な浄化や力強いインスピレーションを与える特別な存在となっています。

鹿島神宮のパワースポットとしての魅力

精神的な浄化と力強さ

鹿島神宮は、主祭神である武甕槌大神(タケミカヅチ)が持つ武勇と精神性により、強力な精神的な浄化の場とされています。訪れる人々は、この神聖な場所で心身を清め、精神的な安定と力強さを得ることができます。特に武道を行う人々にとって、この場所は内面的な強さと平和を養うための重要なスポットです​​。

自然との調和 御手洗池

鹿島神宮は、自然に囲まれた静かな環境に位置しています。この自然の中にある神社は、訪れる人々に自然との調和と心の平穏をもたらします。神社の周囲には美しい森や湧水があり、これらの自然要素は、鹿島神宮のパワースポットとしての魅力を高めています。

御手洗池には鳥居があります。これは神職が斎戒沐浴し、身を清め禊をする場所だからです。ここで心を引き締めて神様に向かう、神職にとっての勝負所です。ここでの極まりがそのままお祭りに直結するのです。鳥居があって湧水があり、大きな鯉がいるところには龍神が棲むと云われています。きっと強力な龍神さんが居られるのでしょう。

鹿島要石の伝説

鹿島神宮には、「鹿島要石」と呼ばれる伝説の石があります。この石は、地震を鎮める力を持つと信じられており、神宮の強力なエネルギーの源とされています。この伝説は、神宮のパワースポットとしての魅力を高め、多くの人々を惹きつける要因となっています。

「要石」は地上に出ている部分は小さな石なんです。別名鹿島神宮の臍といわれています。不思議なことに、真冬に雪が降りましてもこの石のところだけは積もらないといいます。つまり地熱があって積もらないらしいのです。茨城に大きな地震がないのは、要石が抑えているからといわれています。面白いことに掘っても掘っても要石なんですね。だからいったいどれだけの石なのか?一説では鹿島全体がこの石に乗っかっているともいわれています。かつて、徳川光圀は7日7夜掘らしたそうですが、諦めました。ある人は掘っている途中に不幸にあったとか云われています。まさに神宿る要石なのでしょうね。

神聖な儀式と祭典

鹿島神宮では、一年を通してさまざまな神聖な儀式や祭典が行われています。これらの行事は、神宮の神聖なエネルギーを高め、参加する人々に精神的な充実感を与えます。特に、新年の初詣や秋の大祭などは、神聖な雰囲気をより強く感じることができる時期です。

先ほど紹介いたしましたように神聖な儀式や祭典が行われる時には、御手洗池で斎戒沐浴し儀式に臨みます。

精神的なリフレッシュとインスピレーション

訪れる人々は、鹿島神宮での経験を通じて、日常生活のストレスや悩みから解放され、新たなインスピレーションを得ることができます。この神聖な場所は、心のリフレッシュと精神性の向上に絶大な効果を持っているとされ、多くの人々がそのエネルギーを求めて訪れています。

「七不思議」と呼ばれるもの

ウィキペディアによりますと、下記のような七不思議ががあります。

  • 要石
  • 御手洗池の水深
  • 末無川 – 境外の高天原で湧出した水の行方が辿れなくなるという。
  • 境内三笠山の藤の花 – 藤の多く咲く年は豊作、少ない年は凶作という。
  • 鹿島灘の海鳴 – (特に奥宮付近において)波の音が北の方に聞こえる時は晴れ、南に響く時は雨が降るという。
  • 根上りの松 – 神宮の松は幾度伐っても芽が出て枯れないという。
  • 松の箸 – 神宮の松で作った箸からは脂が出ないという。

以上のように、鹿島神宮のパワースポットとしての魅力は、その神聖なエネルギー、自然との調和、伝説、神聖な儀式、そして精神的なリフレッシュとインスピレーションにあります。これらの要素は、訪れる人々に深い精神的な満足感と平和をもたらします。

 

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