南海トラフでは100〜150年周期で震度6〜7の巨大地震が起きています。もし南海トラフ地震が発生すれば、東海地震、東南海地震、南海地震が連動するだろう。
マグネチュード9.0、震度7の地震が起きると想定されています。高知県などでは最大34メートルの津波が襲う可能性があります。最悪の場合、3分で津波が押し寄せ多くの人命が失われかも知れません。
そんな現代に、ある漫画家の予知夢が話題になっています。それは南海トラフ地震かそれを凌駕する規模の大天災だといいます。
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科学的な地震予知
地震予知とは、地震発生の時、場所、大きさの三つの要素を限定して予測することです。
「一年以内に、内陸部で、マグニチュード5の地震が起こる」では役に立ちません。
あいまいな予測や、小さな地震を予測するような場合はたいてい当たります。
「一週間以内に、東京直下で、マグニチュード6~7の地震が発生する」
というように限定された精度の高い地震の予測は難しいと考えられています。
南海トラフ地震の発生予知は
南海トラフ地震は、おおむね100~150年間隔で繰り返し発生しています。
しかし、発生間隔にはばらつきがあり、震源域の広がり方には多様性があります。
それで、地震の発生時期や場所・規模を確度高く予測することは困難なのです。
南海トラフの想定震源域周辺では、「ゆっくりすべり」という現象が観測されています。
この現象はプレート境界の固着状況の変化を知る手がかりとなると考えられています。
この「ゆっくりすべり」が異なる場所や大きな変化速度で起きている場合には、
南海トラフ地震発生の可能性が平常時に比べて高まっている可能と考えられています。
「ゆっくりすべり」をタイムリーに確認するのが難しいようです。
日本は地震予知ができないことを認めるべきだ
東京大学名誉教授のロバート・ゲラー氏は「日本は地震予知ができないことを認めるべきだ」と主張しています。
ゲラー氏は、東日本大震災発生直後の2011年4月にも「地震の予測・予知は不可能だ」とした論文を発表しています。
日本では、地震が周期的に起きるという仮説(周期説)に基づき、確率などを算出しています。
しかし、「周期説は国際的な科学コミュニティーで否定された」と指摘しています。
さらに大規模地震対策特別措置法(大震法)について「廃止すべきだ」と主張しました。
大震法は地震の規模を示すマグニチュード8クラスの前兆現象の観測や、3日以内の地震発生を予測できることなどが前提となっています。
しかし、いずれの前提も科学的根拠は皆無であると批判しています。
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予言者ジュセリーノの予言
ブラジルサンパウロの予言者ジュセリーノは下記の如く予言しています。
「高知県の海峡付近で、9.0の強い地震が発生するでしょう。(または事前に)根室、千葉、横浜で発生するかもしれません。この地震は2022年11月16日までに、日本の一部に津波を引き起こすでしょう」
今ジュセリーノの予言が注目されています。
それは、安倍元首相の暗殺を予言し、これが不幸な事に的中したからです。
暗殺の場所や時間や犯人の名前まで的中していたそうです。
そのようなジュセリーノ氏の予言ですから、注目を浴びるのは仕方のない事です。
ジュセリーノ氏とすれば、知ることでできれば回避して欲しいという願いがあります。
しかし、回避できなくても備える事で被害を最小限にして欲しいと願っています。
私たちとすれば、地震が起こるかも知れないと想定し、準備をするしかないのです。
地震が起き、津波が来たらどう対応するかを考え準備しておくことは必須のことなのです。
まとめ
南海トラフ地震はいつ起こるのか?答えはわかりませんです。
ジュセリーノの予言では2022年11月中旬と言っていますが…、外れました。(2023年12月現在)
しかし、いつ起こっても不思議ではない状況にあるのは確からしいです。
地震予知はできるのか?現状ではできていません。
大きなスパンでの地震予知はできていますが、時期を限定しての予測は困難です。
科学がもっと発達すれば可能になるかも知れませんが、まだまだ先のことでしょう。
地震研究には基礎的な研究が欠かせませんが、そこでは国の予算がつかないそうです。
だから、気の利いた科学者が予算をとるために「地震は予知できる」と提唱したらしいです。
国の予算が付いたから、引くに引けなくなったのが現状らしいです。
2023年現在に注目されているのは、2025年7月に起きると予知されている夢です。
そこで、私たちは地震、津波に遭遇し生き残っていた時にどうするかを準備しておく事ですね。