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丹波黒豆の枝豆を収穫し塩茹でにした、残りは正月に黒豆酒にする

食品
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正月に黒豆酒を飲もうと、丹波黒豆を少しだけ栽培しております。

収穫時期は11月中旬くらいですが、枝豆も美味しいそうです。

以前、割烹料理店で丹波黒豆の枝豆ご飯を食べて美味かったのを思い出したからです。

 

丹波黒豆の枝豆を塩茹でし、皮を剥いて炊き込みご飯にしたものです。

薄い塩味と大粒の丹波黒豆の味が調和しておかわりをしてしまいました。

丹波黒豆とは

丹波黒豆とは丹波黒と言われ一般的には丹波篠山発祥の黒大豆と云われています。

以前は近隣の地方で栽培した丹波種の豆も丹波黒豆として販売されていました。

現在はブランド化が進み、他県で作られたものは各々のブランドで売られています。

 

丹波黒大豆は一般的な黒豆より粒が大きく、皮の色が濃く光沢があります。

食べ応えがあり、まるで栗のような甘味があります。

収穫時期は

丹波黒豆の収穫時期は11月後半くらいで、収穫したものを乾燥して出荷です。

10月には、短期間ですが丹波黒豆の枝豆も収穫できます。

今回はこの枝豆で豆ご飯を作ろうと思い立ったのです。

 

栄養価を考えれば、成熟させ乾燥したほうがポリフェノールもあるので良いのです。

旬を味わうという意味で、枝豆の豆ご飯は希少価値のあるものです。

丹波黒枝豆の塩茹で

枝から鞘を切り離し、枝豆をボールに集めます。

鍋で煮沸し枝豆を煮ます。このとき少し塩を入れます。

塩の分量は適当に入れれば良いでしょう。(水1リットルに20グラム程度)

茹で上げた枝豆の実と殻を選別します。

少し塩味のついた枝豆の実が出来上がりです。

こうなれば、豆ご飯にしなくてもこのまま食べられます。

丹波黒豆栽培の失敗

今回初めて、丹波黒豆の栽培をしたのですが、豆が虫に食われていました。

実が鞘に守られているので安心していたのですが、虫の方が賢かったですね。

また、追肥についても、ほったらかしだったので豆の生育に影響があったみたいです。

 

次回栽培するときには、苗の間隔は40センチ以上にするは守りたいですね。

夏前に急に成長するのでやはり40センチは間隔を取りたいです。

黒豆ご飯、黒豆酒の作り方

黒豆ご飯は、枝豆で作るのと生育した黒豆で作るのと二通りあります。

枝豆で作る方法は炊飯時に剥いた枝豆を入れるだけです。

工夫とすれば、少量のオリーブオイルを加えれば風味が増します。

 

完熟した枝豆で作るときも同様ですが、少し塩味が欲しいですね。

乾燥した黒豆で作るときは、ゴリゴリに貼らないように、ふやかしたほうがいいです。

 

黒豆酒は豆を軽く炒り瓶の容器に取り、同量の日本酒を入れます。

冷蔵庫に保存して1〜2日で、ポリフェノールたっぷりの黒豆酒が出来ます。

濃厚なワインのような色の黒豆酒が出来上がります、炒豆はおつまみになります。

丹波黒豆の栄養価

必須アミノ酸は、全部で9種類あり、黒大豆はすべてをバランスよく含んでいます。

黒大豆は必須脂肪酸のリノール酸やα‐リノレン酸を含んでいます。

不溶性食物繊維のセルロースヘミセルロースが比較的多く含まれています。

 

黒大豆には、主にビタミンB1、B2、Eに加え、ミネラル分も豊富に含まれています。

黒大豆(国産・乾)栄養成分表示(可食部100gあたり)
●ビタミンB1・・・0.72㎎
●ビタミンB2・・・0.28㎎
●ビタミンE・・・3.1㎎
●カリウム・・・1800㎎
●カルシウム・・・190㎎
●リン・・・510㎎
●マグネシウム・・・200㎎
●鉄・・・5.7㎎
※参考資料:七訂 食品成分表2020 女子栄養大学出版部

黒豆のファイトケミカル

アントシアニンは、ポリフェノールの一種で天然の色素です。

高血圧を予防したり、毛細血管を保護して弾力のある柔軟な血管を保ってくれます。

また、視力低下や眼精疲労などの予防にも役立つようです。

 

イソフラボンは更年期障害の改善や骨粗鬆症の予防に効果があることがわかっています。

また、冷え性を改善して、肌の保湿や美白効果などもあります。

 

サポニンは、大豆のえぐみや渋み、苦みなどの原因となる成分です。

強い抗酸化作用があるため抗がん作用を持つと考えられています。

動脈硬化や脂質異常症、高血圧などを予防する効果が期待されています。

まとめ

丹波黒豆の枝豆は10月中旬の短い期間しか手に入れることが出来ません。

季節性が強く、希少価値のあるものです。

 

完熟した丹波黒豆は黒く大きくて堂々としています。

注目すべきは皮に含まれるポリフェノールの健康効果でしょう。

甘露煮にすると、まるで栗のような美味しさになります。

 

今年は初めて栽培したので、虫に邪魔されて、形のいい黒豆ばかりではありません。

栽培方法もそんなに難しいものでは無いので、来年は作付けを増やそうかと思います。

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